挿し木(シナモン・マートル)

昨日は日中風も無く冬晴れの穏やかな一日でした。北日本は厳しい天候で申し訳ない気持ちです。友人から頂いたシナモン・マートルを挿し木しました。h2さん、ありがとうございます。ゼリーカップをリサイクルした鉢を作り、英字新聞でカバーしました。新聞紙は強度を増すために2枚重ねて使っています。カップのサイズに合わせて新聞紙を切ってぐるっと巻き付けて糊でとめてあります。底はひだをよせてガムテープでとめました。取り外し可能な鉢カバーになります。


鉢用のゼリーカップは2個用意し、上下に重ねて使います。今回は違うメーカーのゼリーカップでサイズが大小になりましたが、同じ大きさでも大丈夫かと思います。(A)用土を入れるためのカップには、底に錐で給水用の穴を数カ所あけたら用土を入れます。(B)お水を入れるカップには側面に3カ所位、2cm程度に切った割り箸をガムテープでとめつけます(上下の鉢がぴったり重ならないようにするために)。(B)にお水をいれますが、(A)の底面が(B)のお水に浸るように水加減します。(A)のカップを(B)のカップに差し込みます。挿し木の方法はいつもと同じに。挿し穂をメネデールの水溶液に浸して水揚げしたら、(A)のカップに挿します。温度と湿度を保つ為にプラスチックのコップをかぶせてドームにしました。無事に発根してくれますように、窓辺のあたたかな場所に置いて待ちます。


もう一つは、ハーブ研究家の桐原春子先生に教えて頂いたペットボトルをリサイクルした鉢に、シナモン・マートルとセンティッド・ゼラニウムを挿し木しました。ペットボトルは上下に切り分けます。底の方にあたるボトルにはお水を入れておきます。キャップをしめる部分には水苔(コットンでも可)を詰め、用土をいれます。上下を合わせてから挿し木をします。作り方は簡単!しかも発根する確立がとても高い優れた方法といつも感銘し乍ら作業しています。切り口が滑らかに上手に切れないので切り口にガムテープを貼りましたら上下重ねた時ぐらつかずに具合がよくなり、その部分に日付やハーブ名を記入しています。温度と湿度を保つ為にビニール袋にいれました。
ペットボトルのリサイクル鉢は下のカップから常に給水できるのでお水の管理が大変楽です。1〜2週間に一度くらい様子を見てお水を変えています。ゼリーカップは初トライなので結果が少し心配ですが、多分大丈夫かなと思っておりますけれど。

2011年も残りわずか、明日は大晦日ですね。年賀状書きもお掃除もまだ残っています。気ばかりがあせりますが、良いお年になりますように、新しい年をお迎えする支度、心を込めて整えたいと思います。