イギリスの旅−4(チッピングカムデン、スノーヒル・ラヴェンダー)

短時間ですが、チッピングカムデンの街を散策致しました。ロンドンではハンギング・バスケットに使用されている草花はほとんどがペチュニアのみですが、この街では、フクシアなど数種類が美しく組み合わされています。初めてイギリスを訪れた時、ハンギング・バスケットの美しさにとても感動しました。フクシア、ロベリアなどさまざまな草花が組み合わされてため息のでるような美しさです。それが、昨年、久しぶりに見たイギリスのハンギング・バスケットはほとんどがペチュニアのみでつくられていました。ローメンテナンス?温暖化?さまざまな理由が頭の中をめぐりました。今年のロンドンも同じです。ペチュニアばかり目につきました。チピングカムデンの街ではかつて見たようなハンギング・バスケットを見る事ができて嬉しかったです。

紫色と黄色の組み合わせ、補色なので美しいです。この色の組み合わせをみると30年以上前に旅したイタリア、ローマの街を思い出します。あの時、街を行く若い女性が身につけている色の組み合わせの多くは紫と黄色、とても素敵でした。当時の流行だったようです。いつか私も紫と黄色の組み合わせで装ってみたいと思ったのでした。

犬のための水飲み場です。美味しく飲める事でしょうね。

インテリアショップのショーウインドーが素敵でした。お店の前に並べられている椅子にも魅かれました。

Snowhill Lavender, コッツウォルズにラヴェンダー農場がありました。

ラヴェンダーですが、プロヴァンスとはなんとなく違う雰囲気をもっているように感じました。プロヴァンスではカラッと明るく青い空が広がり、さんさんと太陽を浴びてラヴェンダーが咲いていました。なんとなく若さを感じます。訪れた時刻が午後遅い時間だったからかもしれませんが、イギリスのラヴェンダーは落ち着いて大人っぽい感じがします。この日、遠くの空には黒い雲がみえ、私たちが帰るころには雨が降ってきました。