トワル・ド・ジュイ・西洋更紗

 渋谷にあります文化村ミュージアムにてトワル・ド・ジュイ展が始まりましたね。内覧会にて見学する機会を頂きました。ありがとうございます。

 フランス伝統の西洋更紗は200年の時を経ても美しかったです。昨年のフランスの旅にてもベルサイユ近郊にあるトワル・ド・ジュイ美術館を見学致しました。その時を思い出しながら、今回は日本語の解説付きで見学。トワル・ド・ジュイ美術館モンテイユ館長のギャラリートークもありました。一点一点紹介して下さる館長のお話は興味深く、より楽しめ、フランス伝統文化を堪能いたしました。

 shadeでもトワル・ド・ジュイ柄のお洋服やバッグなどが販売されております。お買い物した商品を入れてくださるショッピングバッグは、吉谷博光氏の描かれるガーデニング・シーンのトワル・ド・ジュイ。とても素敵なのです。
 何かに使えないかしらと何時も考えていたのですけれど、昨日の内覧会を拝見して、ペーパーサシェを思いつきました。
    
    
 どう作れば良いかしら・・・あれこれ考えるのは愉しいこと。折り目のない部分を切り抜き、大好きなレースペーパーとリボンを組み合わせて。。。表側はトラル・ド・ジュイ、裏側はレースペーパー、写真のようなサシェが出来上がりました。
 サシェの中に忍ばせましたのはラベンダーにレモン、ローズマリー、ミントなど数種類の精油を染み込ませたポプリ。ノートや本の間に挟んで香る栞にも使えます。
 この時期、乗り物の中、むっとした匂いを感じたら、バッグに忍ばせたこのサシェをそっと取り出してお鼻へ。すっきりリフレッシュできるのです。
 香りを忍ばせたサシェや小物を作る時、出来上がる迄のプロセスもすごく愉しい。香りに包まれて仕上がる喜びが倍増するのです。
下記、ご参考迄に文化村ミュージアムで開催中のトワル・ド・ジュイ展HPです。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/16_toiledejouy/

干し椎茸の煮物

 先日、花友Oさんに勧められて香信という干し椎茸を買いました。
    
 その花友は、一袋を一度に煮て、使わない分は冷凍保存しておくと大変便利と教えてくれました。
    
 早速、実行。ゆっくり時間をかけて戻してから煮始めました。戻し汁に、昼ご飯に作りました冷麦のつけ汁が少し残っておりましたのでそれも足して使いました。砂糖、醤油、味醂、日本酒などで調味。コトコトゆっくり煮含めて。久しぶりにお台所にお煮染めの香りが漂いました。
    
 オヤツに食べても美味しいくらいの薄めの味に出来上がり。ちょっとお味見。冷や麦の麺つゆに使った昆布も柔らかく煮えて美味。次は、昆布と椎茸を一緒に煮てみようかしら、生姜を入れたら。。。美味の妄想は膨らむのでした。
    
 冷めてから、半分は形のまま、半分は薄切りにして、シール付き袋に入れて保存。形のままは、冷凍庫、切ったものは常備菜として冷蔵庫へ。
 この干し椎茸は、目白の洋菓子店、カオリヒロネで売っていました。美味しい洋菓子店として知られているお店ですけれど、時には、体に良くて安心できる食材も売っていたりするのです。実は、花友Oさんは、オーナーパティシエール、カオリさんのお母様。
 Oさん、アイデアをありがとうございます!