初春歌舞伎公演(国立劇場)

6日の日曜日、国立劇場にて一月三日に初日を迎えた歌舞伎の初春公演を見て参りました。演目は「夢市男達競」6幕10場です。
尾上菊五郎中村時蔵尾上松緑尾上菊之助さんなど好きな役者さんが勢揃いでした。
松緑さんは5役を、他の役者さんも2役、3役を努めて大熱演。
菊之助さんは猫のたまに扮して大活躍!敏捷な身のこなしは普段からの心がけ、鍛錬の賜物ですね。
舞台は国立劇場の装置をフルにつかった大スペクタクルで、パンフレットには「慶応2年(1866)2月江戸・市村座初演の『櫓太鼓鳴音吉原(河竹黙阿弥作)』を原作に使い、現代でも楽しめるようにアレンジを加えた奇想天外の娯楽作・・・」と書かれております。本当に楽しませていただきました。

劇場内には大きな海老の載った立派な鏡餅

役者さんの押し絵羽子板。

開演前には獅子舞がありました。最前列のかたはおひねりをあげて頭を噛んでもらっておりました。
舞台の最後には手ぬぐいまきがありましたが、残念乍ら私たちの席までは届きませんでした。菊之助さんからいただきたかったですぅ。晴れ着のかたも多い華やいだ国立劇場でした。
2013年、私たちの歌舞伎鑑賞もこの日から始まりました。昨年は新橋演舞場国立劇場、金丸座、南座などで20回くらい見ておりました。今年はどうでしょう。4月の金比羅歌舞伎のチケットも発売になりました。歌舞伎座も新しくなりますし、楽しみな一年になります。健康に気をつけて歌舞伎鑑賞を楽しみたいと思っております。