新しい年

 2018年がスタートして一日が過ぎました。

 大晦日の紅白が終わった頃から、思い立ってお煮染めを作り始めました。野菜不足解消の為に根菜類を煮たのでした。人参をねじり梅に切ったり、椎茸を亀甲に切ったり、おめでたく切る事はせずに、普段着のお煮染めにしました。
 盛りつける器もおめでたい柄のお正月用の食器ではなくて、日常使っている器に。

     


 お雑煮は昆布と鰹節でお出汁をとって、日本酒、塩、醤油で調味して。かまぼこ、みつば、柚の香りを添えました。普段のお出汁と同じでも、みつばと柚が香るとぐっとお雑煮らしく感じます。

 夫はお餅が好きでした。T子さんから頂戴するお餅は美味しいので、2個も3個も食べておりました。

 以前は、お餅を焼くのも夫の役目、こんがりと美味しそうな焼き目を付けてくれました。最近は、オーブントースターで美味しく焼けるようになりましたので、そのお役は、オーブントースターに移っていたのですけれど。


    
    


 お出汁は、昆布を水に浸しておいてから火をつけて沸騰前に引き上げましたら、お鍋の中にふわりとリードクッキングペーパーを浮かべるように入れて、その上に鰹節を載せます。
 自然と沈むのを待って香りと味が出たら(煮立たせないようにして、頃合いは味見しています)、クッキングペーパーの四隅を寄せるようにしながら纏めて、お玉をクッキングペーパーの下に静かに入れて引き上げます。そうすると、濁りの無い奇麗なお出汁がとれます。
 ちょっと横着な方法ですけれど、洗い物を増やしたくない時には便利です。


 午後からは、お煮染めと夕ご飯用のすき焼きの材料を持って里に行き、久しぶりに母や弟と夕食をともにしました。お正月の都内は道路が空いていて、走りやすいですね。


 大晦日の夜から双子の給水塔に点灯が始まりました。里から帰宅してから、見に行ってきました。冬は落葉している木が多く、双子の姿はよく見えました。
 実際の灯りの色はもっと奇麗な赤! ですが、奇麗な赤い色になかなか写りません。写真を撮るスキル不足は勿論、有りますが、iPhoneでは難しいのかな。。。


     


 健やかで平和な一年となりますように。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。