絵はがきから

先日の紫竹さん講演会が開催された会場、日比谷公園、緑と水の市民カレッジ内にある展示で拝見した古い絵葉書。
    
かつて、砧公園はゴルフ場だったと夫から聞いておりましたが、当時の絵はがきが展示されていたのです。昭和32年(1957年)撮影とのことです。
それで、代々木公園がワシントンハイツ時代の写真はないかしらと探しましたが、見つけられませんでした。かつて、代々木公園には米軍の住宅が建ち、ワシントンハイツと呼ばれていたのです。
高校生の時、英語の先生はアメリカ軍の将校夫人で、お住まいはワシントンハイツにありました。ある時、ご自宅に生徒を招待してくださったのです。日本で、日本でない周囲の佇まいに不思議な感じがしたことでした。一枚の絵はがきから高校生の頃の英語の時間へ、思いは飛んでおりました。

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この記事をアップしてから気がついたのですけれど、ワシントンハイツは米軍の住宅地でしたから、一般的な写真などは無くて当然なのかもしれませんね。

そして、砧公園ですが、ながらく農地として利用され、戦中の昭和19年頃には、麦や芋などを栽培していました。収穫物は上野動物園の飼料として調達されていたとか。人間も食べる物に困っていた時に動物にとは何事か・・・とおとがめもあったようです。
ゴルフ場としては、昭和30年に「東京砧ゴルフ場」としてオープン。都営でしたので、プレー料金はお安くて人気だったそうです。詳しくは下記、砧公園の歴史に書かれておりますので、よろしければ、ご覧ください。
http://kinutakoen.com/rekishi.html        (1月27日追記)