フランスの旅−7(ベルサイユ宮殿-1)

ベルサイユ宮殿は35年くらい前に一度訪れたことがあります。その時は今回のように混み合ってはいなくてゆっくりと見学できました。この度は、多くの見学者でちょっとした通勤ラッシュのような感じもありました。門はあらたに金箔が貼られて輝いておりました。今年はルイ14世没後300年という記念の年だそうです。
    
建物に入って、最初に目についたシャンデリア。現代的なデザインが無理なくとけ込んでおりました。
     
写真を写す時になるべく対象物だけとおもいましたが、なかなか難しく。。。それに、ピントもぶれてしまいました。途中から写真を撮るのは少しにして自分の目でしっかり見ることに方向転換。
写真を撮ることでこの目で見逃していることも多いですね。でも、記録しておくと後から記憶をたどる参考になりますし、見たつもりでも忘れていることも多く。。。その辺りの折り合いが難しいです。
        
    
鏡の間は特に人が多かった。以前、見学したときはまばらな人でしたけれど。今年は特別な年なので特に見学者が多いのでしょうか??
    
ロマンチックで優しい色合いのベッド。どんな夢をみたのでしょう。
    
    
豪華なインテリアと人の波につかれた時、まどから見えるお庭の風景にホッとしたのでした。
    
    
建物内部の見学を終えて外にでました。修復がおわった部分の金箔は新しくて光に輝いておりました。
    
    
夜のイベントまで時間がありますので、一度ホテルに戻りました。この夜は、セレナーデロワイヤルという中世の頃のダンスを再現する催しが鏡の間で開催され、23時からはルノートルの設計した庭園で花火のスペクタクルも有るのでした。希望者には旅行社がチケットを予約してくださったのです。特別な時に見学できて幸運でした。感謝。
鏡の間の前室で突然大きな声が響き渡り、役者さんが登場しました。
    
    
次の間では、中世の頃の音楽。美しい声が心地よかった。
    
そして、鏡の間へ。ストーリーのあるダンスが始まりました。前列でよく見えたのですけれど、光に向かってシャッターを切るような感じでしたので、上手に撮れなくて残念です。スミマセン。
    
    
7時をゆうに過ぎておりましたが、窓の外は明るいのでした。
    
室内でのダンスの催し物の後は23時からの花火があります。23時くらいにならないと、空の暗さが十分でなくて花火は奇麗に見えないのですね。それ迄の時間はまだ明るい夕方の光のなか、ベルサイユのお庭を散策しました。

ベルサイユ宮殿でのスペクタクルに関して下記HPをご参考迄に。日本語の案内がありました。
http://www.chateauversailles-spectacles.fr/jp