フランスの旅−4(ライレローズ)

フランス二日目、ライレローズの見学へ。
    
曇り空の下、バスはライレローズを目指して。
    
ライレローズの塀が見えてきて、中に植えられているバラも見えます。
    
入り口。門の前にもバラの植栽。
    
    
    
入ってすぐ左側の建物。チケット売り場とギフトショップのようでした。それぞれのドアの前には二つのコンテナがシンメトリーにおかれ、窓にはウインドーボックス。黄色と紫、ピンクと黄色などのカラースキームが奇麗でした。
    
薔薇園の開園は10時から。まだ係の方は来ていませんでした。広い公園の中をしばし散策しました。ベンチで新聞を広げている人、ジョギングする人、散策する人、静かな朝の公園を楽しむ人々を見かけました。
    
      
バラが植えられているコーナーもありました。コンテストで入賞したバラが植えられていたのでした。タグも付いているので名前や作出会社、年代なども分かるようになっています。
    
振り返ると薔薇園が遠くに見えます。そろそろ10時。薔薇園に戻りました。
    
ライレローズはパリ市内にあるデパート、オーボンマルシェの創始者が奥様の為につくられたバラのお庭がルーツとお聞きしました。その奥様の名前がついてるコーナーです。
    
    
白いツルバラが見事でした。蜂もブンブン!
    
吉谷桂子先生をパパラッチ。絵になりますね!
    
正面に見える建物の左横、小さな小屋があるところが薔薇園の入り口です。建物の向こうに見える木々の奥が公園になっていて、受賞バラのコーナーへ続いています。
    
    
園内はトレリスやアーチ、ガーランドなどが設置されて立体的なデザイン。その間から植栽されているバラの花が見え隠れします。上の写真のトレリスの右の部分を切り取ってみると、トレリスのデザインが額縁となってみえますね
    
    
    
    
オールドローズは終わっていましたが、モダンローズはまだ奇麗でした。
    
    
低い位置のガーランドもよいものですね。ガーランド(花綱)は高い所に作られていることが多いように思いますが。低い位置のガーランドはデザイン的に新鮮な感じがいたしました。
    
発見、すごいアイデア!トレリスにツルを絡めてとめる時に剪定枝を使っているのです。もしかしたら、これは剪定されたバラの枝かも。曲がりやすい若い枝かしら。よく見ると棘を取り除いた後も見られるのです。同じ植物ならとめられるバラにも優しく、剪定された枝もお役に立って嬉しいことでしょうね。バラの気持ちになれば。。。
    
入る時には気がつかなかったのですけれど、レジョンドヌール賞受賞記念で作られたコーナーのようです。低い位置で、ガーランドのデザインはツルが絡んでいなくても素敵ですね。むしろまばらに絡んでいる方が良いのかも。。。
ライレローズの薔薇園は、構築物は高く、草丈は低くなっていて、空間を上手に使い、どこからも絵になる景色でした。色彩は赤、ピンク、白、などが中心の色。黄色系等のバラは少なくて、それらは上手に挿し色的に使われている感じでした。
よろしければ、下記HPもご覧下さい。
http://www.roseraieduvaldemarne.fr/roseraie_internet_2010/spip.php?lang=fr