イタリアお庭巡りの旅−13(シエナ)

フィレンツェを後にトスカーナ州シエナに着きました。バスの駐車場から噴水のある公園を抜けて旧市街を目指しました。
    
旧市街の中心、カンポ広場まで道の両側から建物が迫ってくる細い道、しかも坂道!を歩きました。庭園巡りでは連日歩け!歩け! 周囲の景色を見乍ら歩くことは楽しいですね。
    
    
    
この道をずーっと行き、角を曲がると目の前が開けて広場です。
    
    
    
こちらの広場では、シエナの町がいくつかのグループに分かれてパリオと呼ばれる裸馬に乗る競馬競技が行われているそうです。カンポ広場は中世のころからヨーロッパで一番大きな広場、美しい広場とされ、平面ではなくてすり鉢状になっているのでした。裸馬で駆け抜けるのはかなり危険を伴う競技ですね。
    
裸馬競技で優勝した家には栄誉を讃えてこんなプレートがつけられています。
    
そのグループごとに旗があり、その旗ふり競技もあると以前TVで見たことがありました。お土産店に並んでた旗。
    
旧市街の商店街。お土産屋さんや日常品を売っているお店が道の両サイドに。こちらはピンク色の豚さんが目印のお肉屋さん。生ハムがたくさん下がっておりました。
    
お土産屋さんには手描きで彩色された陶器が沢山うられていました。このお店にはこちらのマダムの作品が。
    
    
商店街を抜けると教会に。この頃から雨脚が強くなって、教会でしばし雨宿りさせて頂きました。入り口の前の大理石の模様も雨に濡れて奇麗。歩く時滑らないように気をつけました。
    
ちらっと中も拝見しました。黒と白の大理石の柱。シックな教会でした。
    
雨が小降りなったのでお店を見乍ら戻りました。
    
再び坂道を。雨が降ったので石畳の道を滑らないように気をつけ乍ら歩きました。
    
帰路の公園の中、光と影が奇麗でした。