イタリアお庭巡りの旅−11(Villa Gamberaia)

フィレンツェの二日目はVilla Gamberaiaの見学から始まりました。こちらは当初の予定では見学地に入っていなかったのですけれど、同行のMさんお勧めで見学することになりました。すばらしい庭園でした。Mさんに感謝です。
Villa Gamberaiaはフランスのルイ14世がこちらを訪問し、ベルサイユを作る参考にしたとされているそうです。
    
バスを降りて向かう途中に出会った犬連れの素敵なマダム。
    
田舎道を進みます。道が緩やかにカーブしていて視界が開けてとても良い眺め。わ〜奇麗!と皆で歓声をあげながら写しました。(私たちは写真の中、右に見える道を奥から手前の方に歩いて来たのでした。)
    
こちらの門から中へ。
    
刈り込まれた緑の壁と糸杉の並木、教科書でならったヴィスタ(ボスケ)という造園技法だと思ったのですけれど。。。
    
高台に位置しているので、遠くフィレンツェ市を見渡せました。このとき、小鳥たちのさえずりと風のささやきの中、突然教会の鐘の音が聞こえて来てすごくドラマチックでした。
    
お庭は建物の前には池のある整形式庭園(parterreと呼ばれているようです)が広がります。
    
    
カメラのファインダーをのぞくと、どこを見ても絵になるポイントがありました。
    
整形式庭園の一番端から建物方向を見た風景。緑の壁がアーチに刈り込まれています。
    
    
そのアーチは幾つかあるので、見る場所により風景は変わりますね。
    
アーチの後ろ側にはこんな素敵なスタチューがひっそりと。遠くに見えるのはArno valleyのようです。
    
気持ちのよい緑の芝生が続きます。Bowling greenと呼ばれているようです。 
    
    
    
    
前日、ボーボリ庭園で見学したグロッタのようなお庭もありました。
    
    
グロッタのお庭をでると緑の芝生につづき、突き当たりにはNymphaeumと呼ばれるお庭に出会います。
    
    
    
Lemon gardenはレモンの鉢植えが整然とならんでおりました。花が咲き、果実も!その手前にはミックスボーダーというハーブや草花が混植されているコーナーも。
    
水やり用のホースの色が調和していますね。
    
いつまでも居たかった気持ちよいお庭ですけれど、次の見学地に向かいました。バスに戻る時に出会った可愛い坊やたち。手をふってくれました。写真の左に見える緑はローズマリーの生け垣でした。