イタリア庭園巡りの旅−8(ボーボリ庭園①)

ボーボリ庭園にはピッティ宮殿の入り口から入りました。宮殿の中を通り抜けてお庭の入り口へ。円形劇場を行くとオベリスクが見えてきます。
    
    
オベリスクの台座には亀があしらわれています。コジモ一世は、亀の歩みから想像される急がば回れ、ゆっくりでも正確にというような意味を好んだことから亀はコジモ一世のシンボルとされているそうです。
    
ボーボリ庭園は傾斜地を利用して造園されておりました。一段ごとに違う景色になりますが、遠くにフィレンツェ市内を見渡すことができます。私たちはさらに進みました。
    
ネプチューンの池に出会います。ネプチューンの像の脇(右足後ろ)に鳥がとまっていたのですけれど、よく見ないと像の一部と思ってしまうくらいに自然な佇まいだったのでした。
    
さらに上をめざして。振り返ると、とても良い眺めです。私たちが入って来た入り口は遥か下の方です。
    
    
途中には野の草花が咲いて、これは何?と実物鑑定しながら進んだりしたのでした。
    
最上段までやってまいりました。オレンジ色のリボンのお帽子は桐原先生。先生もこちらを撮影中??
    
像の左手には麦の束、右手には果物のバスケットを抱えています。
    
こちらの生け垣の脇の道をとおりベルベデーレ要塞まで。メディチ家はこの地の一番高い所に要塞を作っていたのです。眺めがよいことからベルベデーレ要塞と呼ばれています。
    
ベルベデーレ要塞の入り口です。
    
細い道を抜けます。ところどころにこんな風な像が置かれていました。
    
一列にならんでいる像がみえました。カメラの望遠が十分に届かなくて見えにくいですね。
    
大変よい眺望です。みなさまの憩いの場所のようでした。
    
再びネプチューンの噴水にもどりました。先ほど彫刻のようにとまっていた鳥が飛び立ちました。でも、さーと一回りしてまたとまったのでした。