鮭と根菜の味噌粕汁

最近は、北風がひときわ冷たく感じますね。昨日は大寒でした。夕食には体が温まるように鮭と根菜で味噌粕汁を作りました。一塩の鮭、里芋、大根、人参、牛蒡、コンニャク、残り物の白菜少しとえのき茸も少し。長ネギと青みの菜の花など。食べよく切ってお出汁で柔らかく煮て、9分通り煮えたら酒粕とお味噌で味を整えました。盛りつけてから菜の花を添えました。お豆腐を買ってありましたのに入れ忘れました。
    
酒粕は、酒米山田錦を使っている加賀鳶というお酒のもので限定品と札がついて売られておりました。なんでも「限定」とつくとありがたく感じ、つい手が伸びてしまいます。
そのまま少し味見しましたら、なめらかな酒粕はほんわかと甘くとても上品な風味でした。自家製のお味噌と合わせました。酒粕の後ろで黒っぽく見える袋が密封袋に入っている味噌です。一昨年に作りましたので、八丁味噌のように色が濃くなってしまいました。この袋にはいっているもので終わりなので大事に食べています。自分で作った物は多少粒粒があっても美味しく感じますね。
    
お味噌の色が濃かったので、汁の色も濃くなりましたが、酒粕の風味がほんのりとして薄味です。熱々をふーふーし乍ら頂きあたたまりました。ごちそうさまでした。
青みにそえた菜の花は、お味噌をとく前の煮汁が奇麗なうちに一緒にいれてひと煮したものです。こうするとわざわざ、湯がくためのお湯をわかさなくて済みます。アクがない葉物には応用できそう。菜の花にも汁がしみて美味しくなりましたし。