熱々おでん

雪が降り積もって寒かった夕べは、夕食におでんを作りました。熱々のおでんをフーフー、ハフ、ハフしながら頂いたら、とても温まりました。
    
これといって珍しいものはない、すべて市販のおでん種ですが、プチトマトやウインナーソーセージを入れるのは我が家流かもしれません。プチトマトは皮がはじけて少し煮くずれたくらいでも美味しくて、口にいれると中からジュワーと熱い、熱いトマトの果汁が飛び出しますのでやけどをしないよう要注意なのですけれど。おでんの煮汁のなかにトマトの酸味と風味が少しにじみ出るのも美味しくて、つい煮汁も一緒に頂いてしまいます。
最近はまっているプチトマトは優糖星という名前です。甘さと酸味のバランスがよくてしっかりしていて、スープやお鍋に入れて加熱しても美味しいのです。
それから、必ず入れるのはちくわぶです。ちくわぶは切ったらいちど茹でこぼしてから煮汁にいれます。その一手間を省くと美味しくできませんね。
夫の大好物なのですけれど、小麦粉のかたまりのようなものをどうして? どこが 好きなのでしょう?! と思っていました。けれど、最近は影響を受けて私もちくわぶ、好きになってきました。ほどよく味のしみ込んだちくわぶを美味しく感じるようになりました。
ちくわぶ自体は素朴なものなので、煮汁の美味しさをストレートに感じられるのが良い所かもしれません。切り方によっても食感と味のしみ込み方が微妙に変化するように思います。どう切れば美味しく感じられるのか??ここしばらくは斜め薄切りにしているのですけれど。その厚みが・・・たかがちくわぶ、されどっちくわぶちくわぶも結構奥が深いのでした。そういえば、里の父もちくわぶが好きでした。私にとっては郷愁を感じるちくわぶなのです。
皆さまのお家のおでんは如何なのでしょう。それぞれにこれはマスト!的なおでん種があることでしょうね。