中秋の名月

18日の台風が過ぎてから朝晩は涼しく、湿度が低下しているので日中は暑くてもしのぎやすくなりましたね。まるでイギリスの夏のように感じています。ちょうど昨年の今頃はイギリス一人旅に出かけたのでした。楽しい日々を思い出します。
9月も半ばを過ぎた今晩は中秋の名月です。旧暦では8月15日、十五夜、お月見をする日ですね。写真は、駒沢給水塔の上で煌煌と輝く宵待ち月です。満月には一晩早い昨日、18日の夜コンパクトデジカメで写しました。
満月の前日に昇る月は、宵待ち月、待宵月、小望月(こもちづき)、幾望(きぼう)とも言われ、満月を待つという意味があるそうです。   
    
旧暦の秋は7、8、9月です。7月は初秋、8月は仲秋、9月は晩秋とされ、8月15日は秋の真ん中の日なので中秋と呼ばれるそうです。ひんやりとした秋の空気に包まれた夜空に昇る満月にススキ、お団子、里芋や栗など秋の実りをお供えして収穫への感謝を捧げ、奇麗な月を愛でるのだそうです。
今年、旧暦の8月15日は新暦の9月19日(今日です!)に当り、満月なのです。中秋の名月=満月とは限らないようで、今年は運良く二つがぴったり重なる貴重な年なのです。次に重なるのは2021年、オリンピック開催の翌年だそうです。
今夜はどうぞ晴れて、美しいお月様を眺める事ができますように。