5月のイギリスへ

イギリスのロンドンで開催されるチェルシーフラワーショウは今年100年を迎えます。RHSJが主催する見学ツアーに参加してまいりました。
5月のイギリスは初めてです。お天気も気がかりですが、どんな植物、お庭に出会えるのか、期待は高まりました。
ホテルはケンジントンに有り、徒歩3分くらいで地下鉄の駅(グロースターロード)やスーパーマーケットに行かれる便利な場所でした。

荷物をといて、落ち着いてからお水を買いにでかけました。行く途中のお花やさんでフリージアの花束を買い、さっそく生けました。お部屋にお花があると自分の部屋らしくなって旅の日々がさらに楽しく感じられるのです。

二日目の朝、6時頃。今日のお天気は?とカーテンを引きました。嬉しい! 晴れている! お部屋の窓からみた空、奇麗でした。

朝食後、ツアーリーダーの館林氏とみなさまとご一緒にハイドパークまで朝のお散歩へ。
ホテルとは反対側の塀越しに見えた樹木は、とても良い香りがいたしました。ミカン科のチョイシアという木だそうです。そういえば、昨日お水を買いに行く時にホテルから出てすぐに「わー、良い香り!」と感じたのはこの香りでした。白いお花はまさに満開になるところでした。葉は黄緑色と緑色が混ざって奇麗。

ハイドパークにある大きなトチノキ。お花も葉もすごく大きくてびっくりいたしました。上を見上げれば、あまりに高くてクラクラ致しました。

道路の反対側からみても、この大きさなのです。

木の足下には白いお花や青いブルーベルが咲いてメドウになっていました。奥に見えるピンク色のお花の木はサクラでした。5月のロンドンではまだ桜の花を見る事ができました。

ロンドンタクシーの運転手さんのための休憩小屋にもハンギングが下げられています。春のハンギングの方が植え込まれているお花や色のバラエティーが多いように思いました。

レンガ造りの建物のベランダに置かれていたコンテナ。植物は緑の枝物と赤い草花だけ、鉢は黒系で統一されています。中央の雨樋(?)を中心にシンメトリーに置かれています。とてもすっきりと洗練して見えました。