木漏れ日のあたるところに植えているエビネラン。今年も咲いてくれました。この株は、花色が優美で、日本画に描かれているような色合いのお花・・・と眺めております。
こちらのは、伊豆産のジエビネと札が付いておりました。
私が初めてエビネランと出会ったのは、高校生の時でした。その頃、家族で時々、奥多摩の御岳山に行っておりました。目的は薬草茶にするためのセンブリでした。胃腸に良いからと、叔父は苦いセンブリをお茶にしてよく飲んでいたのです。
御岳神社を参拝し、お土産屋さんに立寄りセンブリをお土産にして帰って来ておりました。その時、エビネランと出会い、好きなお花になりました。と申しましても、園芸に目覚めた訳でもなく、なんとなく好きなお花という感じだったのですけれど。エビネランを見ると苦いセンブリ茶を思い出してしまいますが、御岳山はトレッキングで好きなお山になりました。
