シュウマイ(バレンタインバージョン)

久しぶりにシュウマイを作りました。皮で包み、上にグリーンピースを載せたりしますが、昨日は、バレンタインも近いのでハート形に切った人参と菜の花を載せてみました。それなので、ブログのサブタイトル、大げさにもバレンタインバージョンなんて付けてしまいました。
蒸し上がって蓋をとったら、立ち上がる湯気の中からお花畑が見えたようで奇麗でした。

普段は使わないし、収納にも場所をとるので、中華せいろは処分しましょうかと迷うのですけれど、こういう日のために処分しなくてよかった・・・と昨日も思ったのでした。


材料は、豚挽肉(200g位)、タマネギ(1/2個)、帆立貝(ほぐし身の缶詰約1/2)、小麦粉(大さじ1〜2)、シュウマイの皮、日本酒(大さじ1)、塩(少々)、醤油(少々)、ごま油(小さじ1位)、胡椒、水(固さの調節のため)、人参少々、菜の花少々など。

作り方: 
1)人参は、1〜2ミリ厚さのいちょう切りにします。中心をV字に切り込みをいれ、角は丸くしてハート形になるように切ります。切り落とした部分は具の中に混ぜました。
2)菜の花は、水洗いしてから、花の部分をシュウマイに載るくらいの大きさに切ります。残りの部分はアサリのお味噌汁の具に使いました。
3)タマネギはみじん切りにしてから小麦粉をうっすらとまぶします。豚肉、帆立貝のほぐし身と缶汁、日本酒、塩、醤油、胡椒を入れて全体を良く混ぜます。水を入れて固さを調整し乍らさらに混ぜます。ぼってりとなるくらいに混ぜたらごま油を入れてさらに全体がなじむように混ぜます。
4)皮で包み、クッキングシートを敷いた蒸し器に並べます。並べ終わったら、シュウマイの上部に菜の花と人参を載せます。(包み始める時に中華鍋に点火して蒸すための湯をかわします)
以前キャベツを敷いたら、シュウマイの下の部分がキャベツにくっついてしまったので、それ以来、クッキングシートを使っています。
5)湯が沸いて蒸気が上がるようになったらシュウマイの入った蒸し器を載せます。中火から弱火、火加減に気をつけ乍ら10〜5分蒸します。


缶詰の帆立貝は干し貝柱の代わりです。缶詰一つ分いれても良かったのですけれど、半分は千切りの大根と一緒にマヨネーズで和えたサラダにしました。

熱々をふーふー、夫と2人で美味しいねと言い乍ら頂きました。ごちそうさまでした!


シュウマイの包み方は、里の隣に住んでいた叔母に習いました。中華料理店のオーナーと知り合いだった叔母はその方に習ったようです。シュウマイを作るとき、叔母と並んで一緒に作っていた事を思い出します。そして、嫁いでからの思い出は、叔父が帯状疱疹で入院していた時、毎日、病院に通っていた叔母へのお弁当に詰めたシュウマイを美味しいといって食べてくれたことでした。今は、2人天国で美味しいシュウマイを食べている事でしょう。


私が叔母から習った方法は、左の親指と人差し指で輪を作るような感じにし(指は合わせなくて大丈夫)、その上に皮を載せます。皮の上に具を載せ、ナイフで軽く下に押すようにし乍ら上面を平らにします。途中でナイフから右手の親指(下)、人差し指と中指(上)を上下に当てて形をしっかりさせます。高さの真ん中辺りを少し細くすると形よくなると思います。やってみると簡単なのですけれど、言葉で説明するのはとても難しいですね。

もっと簡単な方法もあると思います。以前、きょうの料理で、小林カツ代さん(だったと?)が平らにおいたシュウマイの皮の上に具を載せて、四隅を立ち上げるようにして包む方法をご紹介なさっていた記憶がありますし。