東北の旅(遠野)

遠野駅、趣ありますね。
陸前高田、絆花壇での活動の後、ツアーのみなさまとお別れして大船渡に住む花友Nさんの運転で遠野に向かいました。
遠野は6月に一度訪れておりましたが、宿泊しただけでした。今回はいろいろな所を見学することが出来ました。Nさん、ありがとうございます。
遠野は盆地なので、冬は積雪が多く、夏は湿度が高く、他で晴れていても雨になるそうです。大船渡は岩手の湘南と言われていて、住みやすいとのことでした。
この日も、トンネルを抜けて遠野に近くなったら、パラパラと雨粒がフロントガラスをたたくように降ってきて、前が見えないくらい。物凄い雷と雨!でしたが、市内に入る頃には小雨になり、止みました。
雨のち晴れ女!・・・でした。


民話の故郷、遠野といえば、カッパ。駅前の広場にも4人のカッパの住む池がありました。
カッパってどのように数えるのでしょう?一匹、二匹、一体、二体??? 
この池のカッパは友達同士のように見えるので人にしてみましたけれど。。。


伝承園の曲がり屋。写真左の入り口から入ると馬小屋に、しきりが無く土間が続いていて居住空間(写真右側)になります。お台所、囲炉裡のある居間、寝室などのお部屋があります。
馬と人が一緒に暮らしていた様子がよく分かります。 馬も大切な家族。
伝承園は遠野の文化や暮らしぶりを見学することが出来る施設です。
遠野伝承園:http://www.densyoen.jp/index.html


伝承園からカッパ渕に続く道。

ホップ畑を間近で見ることができました! 
ホップの緑を背景に、ひまわりの黄色が引き立ちますね。

ちょっと畑の中に入らせていただいたら

明るい緑色の毬花が鈴なりでした。
岩手県は国産ホップの生産に力をいれているそうです。キリン社との契約栽培が行われていて、遠野の生産量は日本一とのことです。
キリンビール飲まなくては!


ホップ畑の横の道を行くと常堅寺があり、その境内を抜けて「かっぱふちばし」を渡ってカッパ渕へ。小川の左に見える小道を歩きます。

竿の先にキュウリを下げてカッパ釣りを楽しむ親子。
キンミズヒキキツリフネソウなどが咲いておりました。

遠野の景色、岩手県なのでひとめぼれでしょうか。新米はさぞ美味しい事でしょうね。
遠く山の上に風力発電の風車が見えます(かすんでおりますが)、耳を澄ますとブヮ〜ン、ブヮ〜ンと風車の音が聞こえて参りました。