東北の旅(気仙沼−3)

五右衛門ヶ原の仮設住宅からホテルに向かう途中です。海から打ち上げられた船がまだこのような状態で、乗用車がつぶされて船の下敷きになっています。写真を撮る方達もおりました。皮肉なことに、今は観光名所になって、観光バスも来るそうです。
一年前に比べたらずいぶんと片付いております。散乱した瓦礫は片付けられ、電信柱は新しくまっすぐに立ち、信号は復活し、道路はかさ上げされて奇麗になりました。しかし、それ以上の進展はないように感じました。これからが本格的な復旧・復興への道・・・。
ちょうどお盆の後でしたので、瓦礫が片付けられたあちらこちらに花束が・・・。とても切なかったです。

夜は、ツアーのみなさまと復興屋台村に。昨年の11月からオープンしているそうです。
わいわいと楽しく飲んでおしゃべりて・・・。この屋台の名物、わらじメンチカツ! 運ばれてきたとたんに、デジカメで撮影大会が始まりました。
ホテルから屋台に向かう道はまだ街灯がなくて真っ暗です。時折通る車のライトと付近の民家の灯りと。一人で歩くのはちょっと怖いなと思いました。すれ違った若い女性は首から懐中電灯を下げて、足下を照らし乍ら歩いておりました。