ツバメの巣

6月19日の朝日新聞、ニュース圏外は「ツバメが消えゆく街」というタイトルの記事でした。JR東京駅の半径3キロ圏内をくまなく歩いてツバメの巣を調査したそうです。
30年程前の最初の調査では44カ所で巣が確認され、二回目の90年は21カ所、6回目の昨年は14カ所と年々減少しているそうです。主な原因としては、大規模な再開発、巣作りに向いていない建物の構造(軒がない)、外壁に使用される建材(ガラス等のようにツルツルしていてる)などが考えられるとのことでした。
ツバメの巣に向く一等地とは、人の動きが絶えないところだそうです。(知りませんでした。以外でした。)カラスなどの外敵からひなを守るために子育てを人間に見せる=人間をガードマン代わりに使っているとのことです。
この記事を読んでから、納得した事が有りました。実は、ご近所の家のガレージ、天井付近の壁にツバメが巣作りして、抱卵しているようなのです。そのお家の前の道路は車や人が良く通る場所なのです。しかも、現在両隣は工事中で、朝から夕方まで工事の音が響き、人の出入りも絶えません。こんなに騒々しくては巣作りをやめてしまうのでは・・・と心配しておりましたが、そんな心配は無用だったんですね。今は、卵がかえりひなが無事に巣立つ事を願いつつ、ツバメの巣見回りガードウーマンに成ったつもりでその家の前を通っております。ツバメさん、しっかり巡回致しますのでご安心を!