雨上がりの朝

昨日からの雨は止みましたね。ノイバラや西洋ボダイジュ、シロヤマブキの長く伸びた枝には律儀に雨粒がならんでおりました。光は無かったのですけれど、美しく見えます。写真はシロヤマブキの枝です。新芽がふっくらとして参りました。

水仙の葉の先端にも。あやうい・・・落ちそうで落ちません。

ティートリーの細い枝先には全体にクリスタルビーズをつけたよう。グレーがかった淡い葉の色に合って奇麗だったのですけれど、写真では今ひとつに見えますね。技術不足・・・。

名残のスノードロップのお花は頭を下げて。

クリスマスローズも雨のシャワーを浴びて、いつもと違う様子です。

雨上がりの庭は大好きです。今朝は何やらなつかしい香りに満ちておりました。この香りは? そう、夏のイギリスのお庭と同じ香り!と嬉しく思いました。
今頃の季節に降る雨のことを「木の芽起し」と呼ぶそうです。木々の芽吹きを促す雨という意味とのこと。昨日の日経新聞、夕刊のコラム「耳を澄まして あの歌この歌」に歌人・大辻隆弘氏が書かれておりました。そういえば、薔薇も、シロヤマブキも、ユキヤナギも、木の芽がほどけて来ております。春の足音がどんどん大きく近くに聞こえて参りますね。