白菜とベーコンの卵とじ

お彼岸を過ぎたら急に秋になったような。朝晩は肌寒いくらいですね。食卓にも熱々でふーふー言い乍ら頂くお料理が恋しくなります。白菜のおいしくなる頃につくっている我が家の定番、昨晩、今シーズン初登場でした。
火にかけられてそのまま食卓に運べるお鍋(パイレックスや土鍋など)でベーコンをさっといためて脂と香りをだしてそのなかに白菜を固い部分からいれます。火加減は焦がさないように弱火か中の弱で。白菜を入れ乍ら指先でお塩をぱらぱらと(ベーコンの塩味もあるので加減しますが)、胡椒を少々。全部の白菜を入れ終わったら日本酒を回しいれてから蓋をして蒸らし煮にします。白菜から水分が沢山出てきますので(火は中の強位にして)白菜の水分を利用して蒸らし煮に。白菜に火が通ったら溶き卵でとじて出来上がりです。
そのまま食卓へ。あつあつを取り分けて頂きました。お出しもお水も使いませんが、白菜から驚くほどの水分がでてきてベーコンの香りも合わさり、そのスープも美味しいのです。調味料はお塩、胡椒、日本酒だけ。本当にsimple is best なお料理だと思います。