東日本大震災【花いっぱいキャンペーン】−2

「遠野市社会福祉協議会」とステッカーが貼られている車には沢山の応援メッセージが貼られていました。かわいい車になっていますね。

NPO 遠野まごころネットのイベント、「タネ交換会」を見学させていただきました。全国からタネが届けられています。自家採取されたタネには写真、説明、イラストなどが添えられています。タネに込められたまごこころを感じました。
遠野まごころネット:http://tonomagokoro.net/?p=4039#more-4039

屋根のビニールシートを張るためのロープの先にトンボが羽を休めていました。

まごころ広場と名付けられた広場の角に咲いていた薔薇です。この場所もかつてはお庭だったのかもしれません。

仮設住宅集会所の壁には世界中から頂いたメッセージがコラージュされていました。素敵なコラージュになっていて、つくられた方の心とセンスに感動しました。

途中休憩したコンビニの駐車場から見えた花火。

何かお役に立てる事はないかとずーと思っておりました。このようなチャンスを頂き、微力ですけれどお手伝いできましたこと感謝しております。

一関駅からレンタカーで向かう途中、見えてくる様子には言葉を失いました。がれきは片付けられてアクセスは良くなっておりましたが、コンクリートの堤防は破壊され、三階まで水をかぶった建物も多く、大きな木はなぎ倒され、新聞やニュースでみた光景が目の前に広がっています。水のエネルギーの物凄さが本当に恐ろしく鳥肌が立ちました。以前は庭園と思われる所々にぽつんとお花が咲いています。海水をかぶってなお開花する生命力の強さに驚嘆し、同時に切なくもありました。復興・・・まだまだ時間が必要と感じました。忘れる事無く、被災された方達のお気持ちに寄り添うように暮らして行かなければと思っております。

お花の力は大きく、はじめは緊張していらした方も、お花を選び、植える頃には笑顔もみえます。ぽつり、ぽつりと被災なさった時の様子なども話してくださいました。これらのお花が心をみたす糧になり、明日への希望につながりますようにと祈っております。