梅雨の晴れ間の日曜日

梅雨の晴れ間の日曜日、青山、渋谷にてお花関係のイベントを見学してまいりました。

一つは青山の表参道で昨日(12日)まで開催されていた徳原直人さんと高野恵聲さんのガーデニングとフラワーデザイン(生け花)のコラボレーション「緑の雫」展。

コンクリート打ちっぱなしの壁面に囲まれたモダンでオープンなギャラリーに、徳原さんの個性が光る和の植物を多用したコンテナガーデンの世界と高野さんのフラワーデザイン(生け花)が素敵に調和していました。赤い実が愛らしいウグイスカグラ、白い小花が沢山咲いていたコガクウツギ。どちらもお茶花にも使うそうで、いつか我が家の庭にも!と思いました。

そのあと、表参道の手芸店ドログリーに立ち寄りリボンやボタン等を買い、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムに向かいました。

「花を愛する人々のために ールドゥーテからの贈り物ー」とサブタイトルのついている花の画家ルドゥーテ『美花選』展は作品が系統的に展示されていて、ルドゥーテの緻密で優美な作品の数々を間近で見ることができ、ルドゥーテの世界を堪能いたしました。また、各作品に添えられていたA.ギユマンの解説が良くて(訳もよかったんですね)、解説を語りかけられているような感じで鑑賞できました。

蓬田勝之氏による薔薇の香りの演出もなされています。「ティー」と「ダマスクモダン」の香りを体験することができました。先週、RHSJのセミナーにて蓬田氏の講演をお聞きしたばかりだったのでグッドタイミグ!でした。 会期は7月3日(日)迄です。

青山、渋谷は人であふれていましたが、イベント会場の緑や素晴らしい作品の数々に酔いしれて充実した日曜日になりました。