ホップの花

ホップ(セイヨウカラハナソウ)の花が咲いていました。
よ〜く見ないと花とは分からないくらいの小ささと形。この花のあとに毬花と呼ばれる松かさのようなユニークな形をした明るい緑色の実がつきます。それを収穫したものはビールの風味づけに利用されています。

ホップは雌雄異株なので、毬花は雌株につきます。繁殖力は旺盛です。蔓をあちらこちらに伸ばします。蔓には小さな棘がびっしりとつき、その棘を利用して周囲の植物等にからみつくのだそうです。我が家のホップもノイバラのオベリスクに絡み、となりのサルスベリの枝に絡み本当にすごいことになります。でも、毬花と呼ばれる実の収穫は楽しみなので植えています。

今年の夏は「緑のカーテン」を実行なさる家庭も多いようですね。ホップも緑のカーテンにぴったりでは・・・と思っていたら先日、近所の園芸店で「日本のからはな草」と名前がついて売られていました。「日本の」に魅かれて買おうかしらと思いましたが、「雌雄の区別は不明」との札が横についていたので止めました。でも・・・心は今も「日本の」にひかれています。