矢の根梵天花(高砂芙蓉)

 今日もまた、お暑うございます。朝、8時過ぎ、すでに気温は30度に達していますね。この異常な暑さは八月半ば位迄続くそうです。
 皆さま、くれぐれもお大事にお過ごしくださいますよう。


 この間の台風の後、晴れた空の下、矢の根梵天花が咲いていました。以前、通ていました茶道のお稽古場でご一緒の方から種を頂き蒔いたのでした。まだかなーと待つ事2年、やっと今年、はじめての花が咲きました。嬉しいです。ありがとうございます。


     
     

 蕾もいくつか有りますので、次の花が楽しみ。

     

 一日花なので、一枝切って、飾りました。

     

 表側から見ると裏の赤い筋がうっすらと分かるのですけれど、裏側はこんなに!

 ネット検索では、矢の根梵天花は、アオイ科で Pavonia hastata cav. という学名を持つ半低木です。木槿の花より一回りくらい小振りな花を咲かせ、高砂芙蓉、ミニフヨウとも言われています。帰化植物の一種のようで、強靭な生命力で繁殖するとのこと。

 「矢の根」はヤジリのような葉形に由来し、花はアオイ科(別属)で日本に自生する梵天花に似ているので、そのことから「矢の根梵天花」と呼ばれるようになったとか。梵天はインドの神様のことであり「梵天花」は「インドの花」の意味もあるそうです。


 閉鎖花もできるそうです。そうなんです!この春、蕾みができていたので開花を楽しみにしていたのですけれど、それらはすべて開花する事無く種になり落ちてしまいました。その後、再び蕾ができて、開花に至りました。閉鎖花で落ちた種も発芽するそうですけれど、発芽率的には弱いみたいですね。