ロサ・フェティダス・ペルシアナ

 雨の朝です。気温も低め。西武ドームで開催中の国際バラとガーデニングショーのバラたちは、連日の蒸し暑さから解放されてホッとしているかもしれませんね。
 西武ドームの会場でも沢山使われている現代バラ(ハイブリッドティー(HT)系やフロリバンダ系、etc.)が作出される時に親となったのは、200種有る原種の中から8種類(ツル系をいれると9種類)だったと園芸高校のT先生から教えて頂きました。
    
 その一つは、黄色いバラが出来るときの親になったと言われる中近東原産で八重咲きのロサ・フェティダス・ペルシアナ。写真のバラです。同じ黄色で一重の花が咲くロサ・フェティダスは親になっていないとのこと。
 何故? 八重咲きの花が選ばれたのでしょう。八重咲きは、花弁が多いので、雄しべが少なくなる傾向にあるようなのに。。。
 花弁の数が多い八重の花は、黄色い色素を沢山含んでいるから、それとも当時は、八重咲きの方が身近にあって利用しやすかったのかしら。以外と単純な理由かもしれませんね。交配のことは分からない素人考えで、スミマセン。