エリザベス女王在位期間&タッジーマッジー

LAVANDNOUS2015-09-10


今朝の新聞記事に、イギリスのエリザベス女王の在位期間はビクトリア女王を抜いて歴代最長となったとありました。おめでとうございます。(モノクロの写真は朝日新聞記事より)
新聞の写真で拝見したエリザベス女王が手に持たれているのはタッジーマッジー。白黒写真でどんな草花が使われているのか分かりませんでしたので、ネット検索してみました。

朝日新聞のデジタル記事に載っていた写真では、白いバラと緑の葉ものはローズマリー?と思いましたが、携帯の画面で拡大してみましたら、エリンジウムのようにも見えます。斑入りの葉も入って、白いリボンが結ばれております。
朝日新聞記事:http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150910000264.html


産經新聞の記事は同じお洋服ですが、お持ちになっているタッジーマッジーが違っています。こちらのほうはピンク色で纏められています。バラともう一種類はハイドランジアのように見えます。ステムは白いリボンで包まれておりますね。
産經新聞記事:http://www.sankei.com/world/photos/150910/wor1509100006-p1.html


二つのタッジーマッジーは、それぞれがブルーのお洋服にとても映えて見えます。かつては悪霊や病気などから身を守る為に抗菌、殺菌作用等のあるハーブや香りある草花を小さく束ねて花束のようにして持たれていたタッジーマッジー
記事の写真を見ていて疑問がでました。どちらの写真も9日にスコットランドの鉄道駅にて写されたとコメントがついています。タッジーマッジーは事前に二つ用意されていたのでしょうか。それともお出迎えの方からのプレゼント?いえ、いえ、このようにきっちりと美しい形につくられているのは事前に用意されていて、往きと帰りで違っていたのではないかしら? バラの種類は?緑の葉は?ステムの処理は? タッジーマッジーには関心があるので??は次々とわき上がるのでした。
いずれにしても、古きものを重んじるお国柄です。タッジーマッジーもこのようにして大切にされて、次の世代へ受け継がれて行くのでしょうね。(私の勝手な想像でスミマセン。)