今日は立春

昨日は節分、豆まきをなさった方も多かったと思います。知り合いの奥様から節分の福豆をいただきました。感謝。自分の年の数だけ食べると顎がくたびれそう、お腹もお豆でいっぱいになりそう・・・と友人に話したら、一粒を10年として数えればと大丈夫と。な〜るほど、それで一粒10年で数えて食べたのでした。この数え方なら更に年を重ねも大丈夫ですね。
    
節分がすぎて今日は立春。暦の上では春になるのですね。フランス語の勉強をしている夫が語学学校で興味深いことを聞いてきて教えてくれました。
フランスにも節分のような行事があり、「La Chandeleur(ラ・シャンドルール)」と呼ばれているとのこと。クリスマス(冬至)から40日後にあたる2月2日にクレープを食べるそうです。クレープの形と色は太陽を連想し、明るい日射したっぷりのよい天候が戻ってくることを示すといわれているとか。それで、昔から2月2日には一年の幸運と繁栄を願って、手にコインを握りしめてクレープを焼く習わしがあるそうです。La Chandeleur は、節分のように冬から春への移り変わりを表す行事なんですね。
この行事の名前の Chandeleur の語源は「ろうそく」に由来しています。フランス語の2月は「清める」と「新しい火」という言葉に由来しています。フランスでは、2月という月は自然が清められ、寒い冬を乗り越えて春への「再生」の時と昔から考えらていたそうです。それで、春への再生を願い、清めの色の緑色のろうそくを灯してこの日を祝い、クレープを焼いて食べたのでしょう。(以上参考:夫が探してくれたインターネット検索より)
最近は、節分に恵方巻きという太巻き寿司を食べる習慣が広まっています。いずれ、日本でも「クレープを食べましょう!」となる日も近い? すでにそうなっています???
そして、今日は立春と満月がかさなる大変珍しい日だそうです。月光浴ができますように。