今朝の庭から−2

    
白花のムクゲ祇園守りです。このムクゲが欲しくてインターネットで見つけて買いました。
ムクゲには様々な品種がありますが、お花の形で分類するのが分かりやすいそうです。一重、半八重、八重の3種類に分かれます。
お花の中心にヒラヒラとリボンのようなものがあるムクゲがよくありますね。写真のムクゲにも見えています。園芸植物大事典(小学館)によるとこの部分は花弁とみなされ、内弁と呼ばれます。外側の花びらは外弁とされています。内弁があるムクゲは半八重、八重に分かれ、リボン状の内弁の数と大きさでさらに細かく分類されるそうです。
祇園守りは半八重に属し、内弁の大きさは外弁の40%以下で、数は30個以下と定められているそうです。この規定に当てはまる花の形をもつムクゲ祇園守型に分類されます。ほかに、半八重で花笠型、バラ咲き型、八重咲きでは菊咲き型などいろいろあるようです。
美しく咲くお花も植物学的にはなんだかとても複雑ですね。