箱根湿生花園

秋晴れの一日、秋の草花に出会いに箱根へ出かけて参りました。
9月に訪れたイギリスでは、末枯れた植物やグラス類が秋のお庭の風情に一役かっておりました。箱根でも、風にゆれるススキ、末枯れた姿の草花がとても良い感じでした。


箱根湿生花園の入り口です。門の手前には全体図の案内版があります。


サラシナショウマがとても美しかったです。ブラシの様に見える白い花穂、甘い香りを放っておりました。


トリカブト、ハコネギク、ユウガギク、ノコンギクなどの小菊類、リンドウ、マツムシソウ、末枯れた姿の紫陽花類、秋の草花を沢山愛でる事ができました。リンドウやトリカブトの紫色は色が濃く美しかったです。

木道の園内を行くと、紅葉が始まり秋の風情。

水辺では鳩が羽を広げて。

花園の一番外側に広がる湿原保護区。水路の水が光にキラキラして奇麗でしたが、写真の写り方は今ひとつ。伝わりませんね。



花園と隔てる冊の外の湿原保護区はこのような風景で広々としてとても気持ちがよかったです。

赤とんぼ。風にゆれる葉にしっかりとつかまっております。

反対側から見ると、頭隠して・・・かくれんぼしているよう。



特別展は「どろぼう草と秋草展」でした。カエデの名前当てクイズラリーやドングリのクラフト作りなども行われておりました。平日でしたが、来園者で賑わっておりました。展示室で見せて頂いた湿生花園の一年を追った映像がとても良かったです。四季折々の草花に出会いに再び訪れたいなと思いました。

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