今日の庭から(ソープワートとフランネル草)

     [  
  (写真をクリックしてくださると大きな画面になります)


東北を旅していた間に八重咲きのソープワートの花が咲いておりました。横に植えているフランネル草(リクニス・コロナリア・ガーデナーズワールド)の赤い花は東北でも見かけました。
ハーブの仲間でもあるソープワートの花は少し甘い、少し薬っぽい、でも優しい香り。
学名は、Saponalia officinalisといい、saponaliaはラテン語の「sapo=石けん」に由来しています。葉にはサポニンという成分が含まれていて、枝葉を水に浸すと泡立ち、デリケートな布用洗剤として使う事ができるそうです。(和名がサボンソウと呼ばれるのはうなずけますね。)根茎も同様に使え、薬用(洗浄、抗炎症)にもなるとのこと。しかし、内用はできません。魚がかわれている池の側には植えないほうがよいそうです。


先ほど、庭で写真を撮っていましたら、地面が揺れました。ご近所の新築工事で揺れたの?と思ったら、地震でした。みなさま、大丈夫でしたか? 
陸前高田市フラワーロードでお花を植える時、「もし、地震が来たらひたすら走って向こうの高台まで逃げて下さい。」とのアドバイスがありました。その言葉を聞いた時、大丈夫と気を許していた自分がいたことに気がつき、気を引き締めました。