タイムのリース

ローズマリーと一緒に摘んだタイム(コモンタイム)は二本の枝を一つにしてくるっと丸くしてナチュラルなリースに。お互いの枝が絡むので枝を留めてはいません。リースを下げるフックを金色の細いワイヤーで作りポイントにしました。写真では色がよく出ていなくて残念ですけれど、寒さで葉が銅色に染まった枝は良い感じなのです。香りも良くて寒い中でもこんなに強く香ることに感動します。かつてタイムの香りは騎士を褒めたたえる象徴だったそうですが、うなずけるように思いました。


こちらは3年くらい前、拙書「失敗しないハーブ作り」(講談社)の時に作ったリース。もう枯れ葉色に変わっていますが、時間が作り出してくれる色の変化はいとおしく、見る度にあの本作りの時を思い出し、「初心忘るべからず」と自分に言っております。