雪景色−2

先ほど5時のチャイムが聞こえてきました。もう日は暮れて辺りは暗くなりましたが、まだ雪はやみません。
    
    
サザンカの生け垣に積もる雪、月桂樹もすっかり雪化粧しました。
    
雪男の足跡ではありません。私が長靴で歩いた跡です。真っ白な雪の上に足を下ろすとき、申し訳ないような・・・どきどきする気持ちになります。
    
3時間後にはもう足跡はほとんど見えなくなりました。

これからさらに降り積もるようです。明日の朝には止んでいるとの予報ですが。
「しんしんしんしん ゆきふりつもる」草野心平さんの詩の世界。
「ひるまのゆきはとりのにこげ よなかのゆきはガラスのこな」とうたわれている詩。今夜はがらすのこながキラキラとさぞふり積もることでしょう。
そして
「ゆきはひとびとのむねをはずませ ゆきはひとびとのこころをきよめ つもる つもる」と結ばれています。