東北への旅-1

ゴールデンウイークの前半、花友たちと一緒に昨年の夏「花いっぱいキャンペーン」で訪れた東北を再び訪問して参りました。1日の朝、東京駅7時20分発の東北新幹線はやてに乗車して仙台まで。仙台からはレンタカーにて移動いたしました。最初に向かったのは東松島市にある仮設住宅。夏のお花が終わった後に植え付けて頂けるように、昨年の秋はチューリップの球根をお送り致しました。集会所の入り口前に並んで咲くチューリップのお花に春の喜びを感じて頂いているようで嬉しく思いました。

同じく東松島市内にある保育所のプランターにも赤・白・黄色のチューリップのお花。チューリップの唱歌を可愛い声で元気よく歌ってくれますように。

昼食の場をお借りした石巻市内にある瀬上邸のお庭です。園芸誌ビズ「3.11 ガーデンチャリティ」による支援先となっているお庭です。
桜、水仙、チューリップ、忘れな草など春のお花が今を盛りと咲き始め、吹く風も心地よく素敵なランチタイムとなりました。瀬上さん、ありがとうございました。

入り口から入った所にはメドーガーデンになるように宿根草の種が蒔かれ可愛い芽が伸びておりました。これから生長が楽しみなコーナーですね。

建物側から入り口に向かって。


青いわすれな草、ひときわ美しい青い色! 北海道育ちの苗です。コテージガーデンの梅木さんから届けて頂いた苗とのことです。さすがの美しさでした。


道路側から全体を見た様子です。手前には矢車草の小道。矢車草はまだ蕾みでしたが、株間には紫色のショカッサイのお花が奇麗でした。すべてが開花したときの見事さが想像されます。
お家はまだ住めない状態、美しい樹皮を持つ白樺の木も枯れました。お庭も家も大きなダメージを受けましたが、再び春が巡りきました。桜も咲き、草花も咲くこのお庭に立つと植物を育てる喜びと今日までのご苦労がしのばれました。
午後からは大指地区にある仮設住宅と隣接されて造られた子供ハウスなどを訪問、見学してから気仙沼の宿に向かいました。