漆塗りのお匙

季節は進んでいますね。桜の落ち葉は晩秋の風に吹かれて、カサカサと軽やかに舞っています。

 

今朝、ネットを見ていたら、岩手の漆、浄法寺漆は、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しとのニュースを知りました。

わー、素敵、良かった〜!と久々に嬉しい気持ちになりました。

 

11月の初めに、銀座の松屋デパートにて「岩手の漆展」が開催されていました。

三浦春馬さんのご著書「日本製」では、岩手の漆、浄法寺漆の「滴生舎」さんが紹介されています。そのご著書の中で岩手の漆のことを知りました。元々、漆製品には興味がありました。思い返せば、結婚式の引き出物は、春慶塗のお品でしたし。。。

 

岩手の漆展を見学した時に、記念に求めた漆のお匙はとても使い良くて、愛用のお匙になっています。

 

  f:id:LAVANDNOUS:20201101143137j:plain

  f:id:LAVANDNOUS:20201028153907j:plain

 

上の写真、右の二本が滴生舎さんのお匙です。他のは、以前から使っているもの。10年以上使っているものもあります。

 

松屋デパートの展示会では、オンラインで工房と繋がっていて、作業の様子を拝見できましたし、職人さんとお話もできました。とても良い時間でした。

 

コツコツと地道に良いものづくりをなさっている方、その技が世界的に認められること、本当に喜ばしいことだなーと思います。

 

浄法寺漆の関係者の皆さま、浄法寺漆を紹介してくださった三浦春馬さん、ご著書の「日本製」にたくさんの賛辞と感謝を贈りたいです。