今朝の庭から

くぐもっている空の下で、咲き進んだスイカズラの花の白から黄色に変化した姿が目立つようになりました。

 

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スイカズラは日本が自生地の一つになっていますが、朝鮮半島や中国にも分布しています。二列ずつ並んで咲く花は、咲き始めは白、咲き進むと黄色に変化します。

 

スイカズラと呼ばれる名前の由来は、花の根元ある甘い蜜を吸うことや花の形が唇に似ているなど諸説あるようです。忍冬(ニンドウ)、金銀花という呼び名もあります。金銀花と呼ぶのは、白と黄色に咲いているその姿が金色と銀色を連想させることからなのかしら。

 

解熱、風邪などの漢方としても利用され、生薬名は忍冬と呼ばれているようですが、金銀花と呼ぶこともあるよう、ちょっと難しいですね。何れにしても、薬用として利用する時は、専門家に相談してからですね。

 

ハニーサックルは、スイカズラの近縁種とされ、和名はニオイニンンドウ、別名はウッドバイン、ハニーサックルは英名とされています。

 

どちらの花もつる性で甘さのある香りをあたりに振りまいて周囲を香らせています。