新聞記事より

緊急事態宣言が出されてから、都心はガラガラ状態の写真がニュースで報道されています。でも、自宅近所の人出は普段と変わりないように思います。食料品や日常品の買い物に行くことは制限されていませんし、ランニングやお散歩している方も見られます。東京都の感染者は日に日に増えています。これで大丈夫なのかしら。。。不安がよぎります。私も、買い物で駅前に出向くことはあるので、よそ様のことは言えないのですけれど。

 

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今朝の朝日新聞の記事から。毎週金曜日に連載されている「大人になった女子たちへ」お二人の女性が交代で記事を書いておられます。今週は、伊藤理佐さん。ソーシャルディスタンスの距離を保つ時、目安にパンダ一頭分の距離を保ちましょう。と書かれていました。可愛いイメージのパンダを例に、前後左右の方との距離を測る。「パンダとういう発音がコロナに効く気がする。」と書かれていました。なるほどね。。。

 

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建築家の伊東豊雄さんは「語る 人生の贈りもの」というコラムでご自身のこれまでのことを聞きがきで記事にされています。今日は、東日本大震災で宮城県仙台市に「みんなの家」という集会所を作られた時のお話でした。

その集会所の資金や材木などは当時「くまもとアートポリス」のコミッショナーを務められていた関係から熊本県が提供してくれたとのこと。そして、完成した時「よく作ってくれた」と地域の皆様さまが涙を流して言ってくれたそうです。「自分が関わった建築であれほど喜んでもらった経験はありません。」と記事は結ばれています。

伊東豊雄さんのことは、数年前、台湾を旅した時にその建築を見学し、知りました。あの楽しかった台湾での時間、今は夢の中のことのように思えます。なので、毎朝、この連載を楽しみにしているのです。

 

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伊東豊雄さんの記事を見てから、別のページにあった熊本震災の記事が目にとまりました。熊本つながりのシンクロニシティ!  昨日、4月16日は震度7の揺れが起こった「本震」から4年がたったとのこと。被災地の東無田集落の神社では、復興への願いを込めた紙灯篭が灯されたそうです。

そういえば、14日(火曜日)の記事にも熊本震災関連の記事がありました。全体での復興はまだ半ばのようですが、熊本城の大天守外観はほぼ完成したとのことです。熊本城は熊本県民の心の支え的な意味もあるのかと思います。早く元の姿に戻ることを祈っております。

 

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熊本や熊本城のことを知ったのは、「るろうにほん熊本へ」この本でした。俳優の佐藤健さんが熊本震災の後、熊本を旅した様子を多くの美しい写真とともに綴っています。熊本には歴史的建造物も多く、美味しい食べ物もいろいろ。

佐藤健さんのイチ押しは、阿蘇で育つ赤牛のステーキのよう。美味しそう。。。

まだ訪れたことのない熊本、いつか旅して見たくなった。熊本への旅心を誘ってくれた本でした。早くそういう日が来ることを願い、祈っております。

 

皆さま、どうぞご安全な毎日を!!