紅葉@園芸高校

 校門から続くイチョウ並木も黄色く色づいてきました。
    
 ついこの間までは、落ちた銀杏の匂いが満ちて、潰れた銀杏のお掃除が大変でした。これこからは、落ち葉掃きを頑張る季節になります。
    
 イチョウ並木の奥に見える紅葉した木。近くに寄りましたが、名札がついていなくて、名前は不明。結構大木です。
    
 先週の土日(11月12、13日)は園芸展が開かれ賑わっておりました。この時イチョウ並木はまだ緑が多かったです。
    
 バラ園では、急ごしらえのテーブルにバラの花が飾られ、温かな紅茶を頂きました。バラ園を、案内する生徒さんたち手作りのパンフレットも人気でした。13日の日曜日は、お天気も良くて美しい薔薇の花を愛でたり、校内を散策するのは気持ちよかったです。
    
    
 帰る時には、午後の光に奇麗なカツラ。ちょうど見頃でした。今日は、だいぶ葉は落ちて、樹下をあるくと甘く香ばしい香りが立ちました。

 同行の花友が、「私もこんな学校で学びたかった。園芸高校の生徒さんたちは、とても良い生徒ですね。ニコニコ挨拶もちゃんとできて。」と褒めてくれたのはとても嬉しかった。都会の学校ですけれど、生徒さんたちは、素朴な感じで気持ちが優しく本当に良い子ばかりと思います。
 3万坪の敷地にこんなに緑溢れる学校で学んでいたら自ずと優しさが身に付くのかもしれません。100年以上の歴史があるので、家族3代園芸高校の卒業生という家庭も珍しくないようなのです。
 以前、学校の統廃合でもしかしたら無くなるかもしれない・・・との情報がありました。本当だったのかしら??50代で卒業した母校を誇らしく思い、東京都の宝だと密かに思っているのです。