原種系のチューリップ

 春、花壇で咲く花の代表とも言えるチューリップ。品種改良が進んで花の咲きかたも八重咲き、パロット咲き、百合咲きなどさまざまあります。花色も定番の赤、白、黄色以外に、2色が混じった色、パープル、ダークな色などカラフル。かつては、珍しい花形や色彩のチューリップに高値がついたチューリップ狂時代も有ったそうで、専用の花器もつくらておりました。
 最近は、素敵なチューリップが沢山売られておりますね。モダンなチューリップ程には目立ちませんが、小振りな原種系チューリップにも心魅かれます。
    
 庭で2、3年植えっぱなしにしております原種系のチューリップ。今年も顔をみせてくれました。(4月3日撮影)
      
 この間の木曜に一部を掘りあげてみましたら、右に見える株の球根からは白い根が伸びて、その先にはコロンと白くて丸いものがついています。これは球根?こういう風にして増えていくのかしら?
 左側は、花茎を球根から切り離しました。球根の方は埋めもどしました。来年までお元気で!お看守りいたしますから。
      
 蕾のついているのは、ガラスの古いゼリー型に飾ってみました。4月9日の様子です。
       
 今朝の様子です。花茎は伸びて、全体がまっすぐにピンとして、蕾は開き加減になってきました。このチューリップは、記憶が定かではありませんが、タルダだったかしら?
    
 もう一種類、寄せ植えに使っているクリーム色の花弁にオレンジ色が混ざるクルシアナという品種もあります。タイムの重ね鉢の下段の鉢に植えています。
 最近は、原種系チューリップもさまざまな品種が入手しやすくなりました。もっといろいろ植えてみたいなと思っています。